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2012年12月18日火曜日

Too Young To Die, Too Drunk To Live / Alcatrazz 歌詞の考察~生きているには酔いすぎた

先日の「Jet To Jet」の翻訳の流れで「Too Young To Die, Too Drunk To Live」を翻訳してみました。



この曲はアルカトラズの曲の中で一番好きな曲です。そのタイトルの刹那さ、グラハムの情熱的な声、イングヴェイの美しいメロディラインと、本当に魂を揺さぶる曲です。

この曲の詩は以前からある程度理解していました。「Jet To Jet」より、ずっと分かりやすい詩だと思います。


Too Young To Die, Too Drunk To Live 
死ぬには若すぎる、生きているには酔いすぎた 

Chemical kids lost in the street
Looking for some kind of saviour
 
通りから姿を消した化学薬品(注:恐らく合成麻薬)で汚染された子供たちは
一種の救世主みたいなものを探している
Perverted mind lead them like sheep
Into the slaughter they have to face
"Too young to die, too drunk to live"  
倒錯した心は彼らをまるで羊のようにして虐殺へと導く
彼らはその事実と向き合わなければならない 
"死ぬには若すぎる、でも生きているには酔いすぎた" 
As they follow in the path of believers before them 
彼らの前を行く信者たちの後を辿っていくように 
Too young to die, but there won't be too long to live 
死んでしまうには若すぎる、でも生きていられる時間はそう長く残されてはいないだろう

Daddie's princess fixes her hair
Powders her nose from the inside
 
父親の愛娘は髪をとかしながら
麻薬を鼻から吸い込む 
Smokes in the car, drinks her last beer
Soon she'll be ready for one more day
 
車の中でタバコを吸い、最後のビールを飲み
まもなく彼女はもう一日生きるための準備をするだろう 
Head for the classroom and to hell
But the clock up on the wall
Hold the blind face of freedom
 
彼女は地獄のように退屈な教室へと向かう
でも、壁の上の時計は自由という名の盲目の顔を保ったままだ 
There's time to die
But she just needs more time to live
 
死ぬべき時は来た
でも、彼女はもっと生きる時間を必要としている

What's the time? Is that the time? Yeah!
それは何の時間だ? その時がきたのか?

Ten years from now
Look how they change
They're so mature and respected
 
10年たった後
どれほど彼らが変わったか見てごらん
彼らは成熟し、尊敬されている 
It makes them laugh
They were such fools
So unaware of the real live world
 
その変化は彼らを笑わせる
あの頃の彼らは本当にバカだった
彼らは現実世界の事など何も気づいていなかったんだ 
"Honey I'm home, fix me a drink
'cause it's been a long hard day and the boss drove me crazy
Watching the clock on the wall for the happy hour
"
「ハニー、帰ったよ。何か飲み物でも出してくれないか?
とても長くてハードな一日だったよ。上司のせいで僕は気が狂いそうだった
幸せな時間のことを考えて壁の時計ばかりみていたよ」
Watch out! Watch that man come go running out. Yeah!
気をつけろ! 駆け出してくるあの男を見ろ!


(歌詞はライブで歌っている歌詞にしました)


YouTubeにはいくつかのライブ映像がありますが、個人的に一番良いプレイは

「Live Sentence」
http://www.amazon.co.jp/Live-Sentence-Alcatrazz/dp/B005IUB4UW

です。

これがグラハムの歌とイングヴェイのギターの両方が一番良い演奏だと思います。


次はグラハム・ボネットの代表曲で「Night Games」を翻訳したいと思います。




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